宙の空想食堂

映画や絵本などの物語に出てくるお料理や雑記

『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』よりアグネスぷりん

 

いらっしゃいませ。

 宙の空想食堂へようこそ。

 

こんにちは。宙と申します。ここは絵本や映画などの物語に出てくるお料理や店主の創作した物語がトッピングされたお料理が出てくる食堂です。たまに店主のひとりごとが聞こえてくるかもしれません。どうぞくつろいでゆっくりしていってくださいね。

 

今夜のメニューは日本テレビ制作、ユン・ジェギュン原作、長瀬智也主演のドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』よりアグネスぷりんです。

f:id:kikze:20170713231520j:plain

 

主題歌はTOKIOの「宙船」で懐かしいと感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ヤクザグループ「関東鋭牙会」の若頭である主人公、榊真喜男は喧嘩は強いが頭はよくない。それを憂慮した父が「高校卒業が組長になる条件」とし、真喜男の年齢を10歳偽って高校に編入させる。そこで繰り広げられる学園コメディ。

その主人公、真喜男が好きな食べものがプリンである。

そのプリンのおいしそうなこと!

 

このドラマ、最近まで知らなかったのですが、恋人が楽しそうに観ていたのを隣から覗き込んでみたらまんまと私もハマりまして。笑

楽しく一緒に鑑賞しました。

 

なぜこのドラマを最近まで知らなかったのかというと、ついこの前まで母がとても厳しかったから。今も厳しいけれど、今は一人暮らしをしているし、成人もしているから以前に比べたら随分寛容になったように感じる。

 

小学生のころ、友だちに誕生日プレゼントでもらった少女漫画が捨てられた。

中学生のころ、部活動にあまり参加させてくれなかった。

高校生のころ、文学部に行きたいと言うと(文学部は就職率があまり高くないという話を聞いて)「ニートにするために大学に行かせるんじゃない」と叱られた。

 

辛いときは話を聞いてくれたりアドバイスしてくれたり美味しいごはんを作ってくれるし、私のことを思っての発言や行動なのだが、時々ものすごく苦しくなった。

 

随分と前に恋人に中学生のころの話をしたことがある。私は最初、バレー部に入部したのだが半年も続けられずにやめてしまった。なんで続けなかったの?という恋人の言葉に練習時間の半分くらいで私はひとり、切り上げて帰らなくちゃいけなくて、そうなるとろくに練習せず片付けもせず帰る奴、というレッテルが貼られて、どんどん自分の居場所がなくなっていったから、というような返事をした。

 

そのあと、「バレー、したかったなあ」という言葉と涙が知らず知らずのうちに零れ落ちて自分でもびっくりした。

あれから何年も経ったのに、全然気持ちが消化できてないことに驚いた。

 

だけど、それから何年も経って、私は一人暮らしを始めて、母以外の多くの価値観に触れた。そして今は自分がどうなりたいかははっきり分かってるのに、親や周囲の期待とかで流されて、それを周りのせいにするのはやめよう。私の人生、私が責任を持って納得させるべきだ、と思えるようになった。

他人のせいにするのはやめた。指を咥えて羨ましがるのはやめた。

だって、私の人生だから。

 

そうは言っても母のことは大好きだ。




店主.宙